MBTIとは?


MBTIとは"Myers-Briggs Type Indicator"の略であり、一言でいうと性格検査です。


スイスの心理学者ユング(C.G.jung)が提唱した心理学的類型論がベースとなり、米国人親子のK.BriggsとI.Myersが訳20年を費やして開発した性格検査であり、人の多様性や自分自身の理解をするためのメソッドとして現在、世界で最も用いられています。ひいては50年以上にわたる歴史となり、現在30言語に翻訳され、50か国で利用されています。


使用用途としては自己理解、他社理解、キャリアカウンセリング、カウンセリング、リーダーシップ開発、チームビルディング、組織開発、教育など様々な場面で利用されています。


MBTIは他の性格検査とは全く違い、単なる性格検査ではなく、検査結果はあくまでもきっかけに用い、MBTI認定ユーザーのフィードバックを受けながら、MBTIに回答した本人が、自己理解を深め、もっともしっくりくるタイプを見つけ出すプロセスそのものを重視しています。なので検査結果がアンケート用紙から出てきますが、それを回答者の意思を否定し、頭ごなしに決めつけることはしません。あくまで回答者が納得しながら自己理解のプロセスを経験していくことをMBTIは重要視しています。実際、私が過去に500人以上フィードバックをしてきた中で約6割の方が本人の意思により、検査結果のタイプから変更されています。


性格を検査したところで何の得があるの?とお思いの方もいらっしゃるでしょう。しかしこの理論は、日常生活の中のミスコミュニケーション解消に役立ちます。どんなに丁寧に説明しても、部下になかなか指示が伝わらない、得意先のXXさんとはどうも馬が合わない、旦那はどうしていつもそんな言い方をしてくるのか理解できない、など、日常生活にミスコミュニケーションはあふれています。

これらのミスコミュニケーションを解消するために、MBTIは一つの解決策として有用であり、まずはMBTIのセミナーを通して、自分自身を知ることから始め、相互理解のために相手と自分の認知は常に同じではないことを理解し、コミュニケーションギャップを意識的に埋めていくことができるようになることが期待できます。


自分について、他者について、改めて性格検査を通して理解したいという方に、ぜひ知ってもらいたい考え方です。


※詳しくは日本MBTI協会のページをご参照ください。

ウォンパス - WANPASS -

ウォンパス・ラボのホームページです。 MBTI*を通した自己理解/他社理解の促進セミナー、チームビルディング、コミュニケーション改善や個別のキャリア探索のサポートを主な業務としております。 *MBTIとはユングのタイプ論をもとにした世界45ヶ国以上で活用されている国際規格に基づいた性格検査です。

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